ブロック塀診断とは?
地震大国である日本では、過去の大地震の際に、多くの建築物が倒壊したり甚大な被害を受けました。 そのため、現在国の政策として、様々な建物で耐震改修が進められています。 中でも近年注目されており、対策が急がれているのがブロックや石でつくられた塀です。
建ててから長い年月を経過したブロック塀は、表面上は問題がなさそうに見えても中の鉄筋が錆びたり、 セメントが劣化して強度に不足が出てきます。 また残念ながら、建てた当初より基準を満たしていない危険なブロック塀が多いという事実もあります。
そのようなブロック塀は、震災時には倒壊をして尊い命を奪ったり避難所に向かう避難路をふさぎ、 人も物資輸送車も止めてしまうことが度々あります。
そんな塀を診断することを目的につくられたのが、国から認められている機関(日本エクステリア建設業協会)が 発行する唯一の資格、ブロック塀診断士です。
あなたの家のブロック塀は大丈夫ですか?
地震などで倒壊してしまったご自宅のブロック塀が、もし誰かを傷つけてしまった場合・・・ その責任は多くの場合、塀の管理者、つまりあなたの責任になってしまいます。 そんな「もしも」に備えて、私達豊栄エクステリアのブロック塀診断士が、あなたの家のブロック塀を診断します。
- ぐらつきがある
- 傾きがある
- 高さが2mを超える
- 亀裂や目地分かれがある
- すかしブロックが連続で
使用されている - コンクリートブロック部分に
土圧がかかっている - 基礎の根入れの深さが
30cm未満である - 控壁がない、
または控壁の間隔が3.4mを超える
すかしブロックが
連続使用されている壁亀裂が入ってしまっている
ブロック塀傾いてしまているブロック塀
ちゃんと診断をした上で、立て直しの必要があるのか、補修をする必要があるのか、適正なご提案をさせていただきます。市町村での補助金等も整備されていますので、ぜひ一度診断を受けてみましょう。
H31年より避難路沿道の一定規模以上のブロック塀等が
耐震診断の義務付け対象に追加されました
平成31年1月1日より政令の改正によって、災害時の避難路などに指定されている道路の沿線にある、一定規模以上の既存耐震不適格のブロック塀等は、耐震診断を受けることが義務付けられました。
豊栄エクステリアには、このブロック塀等の耐震診断をすることができる「既存ブロック塀等の耐震診断に関する講習」を修了したブロック塀診断士が在籍し、皆様の安全のためのご相談をお受けしております。
ブロック塀診断の代価
基本的な診断費用です。現場ごとの費用はこの基本をもとに診断士にご相談ください。
基本診断料 | 当該塀の長さ10m未満、高さ1.2m未満 | 15,000円(税別) |
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追加診断料 | 当該塀の長さ10m以上のとき、10m延長ごとに | 5,000円(税別) |
当該塀の高さ1.2m以上、2.2m未満まで | 基本料の50%UP | |
特別塀の長さ100m以上、または塀の高さ2.2m以上の時 | 別途見積 | |
診断書発行料 | 1通 | 1,000円(税別) |
※ 交通費及び出張料は別途診断時に取り決める
例えば 診断対象の塀が、間口25m 高さ1.7mの場合
※ブロック塀診断につきましてはあくまで現況の診断をするものであり、安全を保証するものではありません。